Culture

マトリョーシカ|ウクライナキーウでかわいいマトリョーシカ探しをしてきた。

Добрий день.(ドーブルィ デーニ!)
こんにちは。

ウクライナキエフのおすすめお土産のひとつ、マトリョーシカ
ウクライナでマトリョーシカを買うことは楽しみにしていたことの一つでした!キエフでかわいいマトリョーシカを探し回ったレポートです。

マトリョーシカとは

ウクライナ マトリョーシカ

そもそもマトリョーシカとは、木で出来たお人形で、胴体部分をパカっと開くと開けても開けても中からより小さなお人形が出てくる・・あのお人形です。
どこかで見たことがあるけれど、実際にはなかなか持っていないものかもしれません。

ウィキペディアで調べてみると・・

胴体の部分で上下に分割でき、その中には一回り小さい人形が入っている。これが何回か繰り返され、人形の中からまた人形が出てくる入れ子構造になっている。入れ子にするため腕は無く、胴体とやや細い頭部からなる筒状の構造である。5-6重程度の多重式である場合が多い。

マトリョーシカという名称は、ロシアの女性名からきている。それぞれの人形にはスカーフ姿の若い女性の像が描かれているのが本来であるが、レーニンをはじめロシア・ソ連の歴代指導者が描かれたものや、動物など人間以外のものが描かれたものなど、絵柄は各種に広まっている。日本にもマトリョーシカ人形と同じ作りで、だるまなどの入れ子人形がある。

Wikipedia『マトリョーシカ人形』より引用

 

マトリョーシカ自体は入れ子の意味ではなくて、女性の名前から来ているのですね!

ウクライナのマトリョーシカの特徴

マトリョーシカは今では国ごとに少し特徴が異なるようです。

よくキーウでマトリョーシカを扱っているお店の店員さんに言われたのは、
『開けても開けてもずっと同じ絵柄の人形が出てくるタイプのマトリョーシカはロシアのもので、ウクライナのマトリョーシカはファミリーになっているのが特徴』ということでした。

ずっと同じ絵柄のものが出てくるマトリョーシカもないわけではありませんが、
上記の写真のように、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、男の子、女の子、孫、犬、ネコ、ヒヨコ・・と家族になっているものが主流に感じました。

 

あとは細かな柄が、ウクライナの名産物などになっています。
上記で言うと、おじいちゃんはヴァレニキを持っていて、人形たちの着ている服もウクライナの民族衣装柄になっていす。せっかくウクライナに来たのであれば、やはりウクライナらしいマトリョーシカをお土産にしたいですね!

キエフでマトリョーシカ探しをしてみる

では実際にキエフ市内でかわいいマトリョーシカ探しをしたいと思います。

例えばアメリカでは大きなスーパーにお土産コーナーのようなものがあったりしますよね。そんな感じでどこでも買えるのかなーと思っていたのですが、キエフのスーパーでお土産を売っているところはありません・・・

マトリョーシカを探すのであれば以下の場所を目指していくのが良いと思います。

アンドレイ坂

なんと言っても一番のおすすめはアンドレイ坂です。
晴れた日の午後にテントを立ててマトリョーシカを売るお店がたくさんあります。

  • 手作りのかわいい一点物マトリョーシカを売ってる作家さんが多く、マトリョーシカへの思い入れが強い
  • お店ごとにテイストが異なり、種類が豊富で楽しめる
  • お土産屋さんで買うより安い

色々なマトリョーシカを見て、作家さんのお話なども聞きながらかわいいマトリョーシカを選びたい!という方はアンドレイ坂が最適です!

難点をあげるとしたら、天気が悪い日はやっていなかったり、お昼に行くと準備中だったりと営業時間がアバウトなこと。またお店の場所も日によって少し変わったりする点が要注意です。

晴れた土日の午後にいくとほぼ確実に営業しています。
マトリョーシカ以外にも様々なお土産を一緒に見て回ることができますよ。

かわいすぎてめちゃくちゃ迷います!!
写真は購入を決めて許可を得てからなら、撮らせていただけます。

民族衣装を来ていたりペリメニを持っていたりとウクライナらしい柄のものも多いです。
参考ですが10体のもので₴1500 (1500フリヴニャ≒6000円)ほど。
値下げ前提の価格なので交渉OKですが、あんまり値切るとおじさんに悲しそうな顔をされてしまいますよ!

 

アンドレイ坂 キエフ
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地下鉄の駅ナカ

Ploshcha L’va Tolstogo駅の地下街にもマトリョーシカを売っているお店があります。

  • アンドレイ坂の露天に行くには時間が合わない方
  • 露店で売っているものに少し抵抗がある方
  • 駅ナカでお天気を気にせずお買い物されたい方

などにおすすめできます。
地下街の中にいくつか民芸品、お土産品を扱うお店があります。

アンドレイ坂よりマトリョーシカの値段は高めです。
また個性的なものを探して歩く、という感じではありません。機械制作のものが多い印象ですが、それだけキレイで品質に差がないです。
店員さんも、ロシアのマトリョーシカとの違いなど、熱心に教えて下さいます。

独立広場

独立広場の地下にも民芸品点がいくつかあります。

  • 独立広場付近で観光ついでに探したい方
  • とっても安い掘り出し物を見つけたい方

におすすめです!

ウクライナ土産がゴチャゴチャと置いてある、観光客向けのお土産屋さんが独立広場の地下には何店舗かあります。

こちらで探すマトリョーシカは価格が破格のものも多く、ばらまき土産にもできるほどです。安いものは大体入れ子が全部で3体のものです。お土産にするには10体のものは大きすぎる可能性もあるので、3〜5体くらいがちょうど良いかもしれません。

安いものを探してみたい!という方は行かれてみてくださいね。

ボルィースピリ空港

買い忘れてしまったり、時間がなかった方は空港チェックイン後にでも買うことができます!

こちらはボルィースピリ空港内のウクライナのお土産を扱うお店です。

10体のマトリョーシカはは見当たらず、3〜5体のマトリョーシカのみの取り扱いのようでした。

画像のもので39ユーロ〜20ユーロくらいですので、やはり少し高めの印象を受けますが空港で買えるのは嬉しいですね!商品の品質もとても高く、ユーロ払いで購入できます。

Дякую!

読んでいただきありがとうございます。
お土産選びの参考になれば幸いです。