ドーブルィデーニ!
こんにちは。
キエフのペチェールシク大修道院を観光してきました。
聖ソフィア大聖堂と一緒に世界遺産に登録されている、キエフで外せない観光地のひとつです。
ペチェールシク大修道院とは
キエフのペチェールシク地区に位置するキリスト教正教会の大修道院です。
聖ソフィア大聖堂と一緒に世界遺産登録されているのですが、聖ソフィア聖堂とは車で15分くらい離れています。
ペチェールシク大修道院へのアクセス
中心地からは少しだけ離れたキエフのペチェールシク地区にあります。
地下鉄駅だと世界一深いと有名なアリセナーリア駅から徒歩20分くらい、またはバスがあります。
ペチェールシク大修道院は敷地が大きいので時間に余裕のあるときにゆっくり行かれると良いです。サリュートホテルもキエフで是非一度見るべき建築ですし、アルセナーリア駅も必見スポットなので、観光の際はこの辺りをまとめて回ると良いです。
世界遺産ペチェールシク大修道院
サリュートホテルから真っ直ぐ歩くこと15分ほど。
こちらが修道院の周辺の様子です。売店などが少し並んでいて、観光地感があります。
少しわかりづらいのですが、聖三位一体教会の一部になっているこちらが入り口です。
大きな敷地の入り口としては想像と少し違って、何度も通り過ぎました。笑
中は広い敷地で、特に決まった順路があるわけではないので自由に散策して回る感じになります。
上の修道院
入り口から入って最初が『上の修道院』と呼ばれる区域。
大鐘楼、博物館、教会、展望台などがあります。
ちなみに、世界遺産観光〜!みたいなうきうき気分で行くと少し空気が違うかもしれないです。どちらかというと、全体にやや重たい厳かな空気が流れています。
中央にあるのが主聖堂のウスペンスキー大聖堂です。
内部は本当に美しく壮観。しばし時が止まったような気持ちになります。
この周りを取り囲むように、博物館や教会が並んでいます。
一つ一つじっくり回ると結構時間がかかってしまうので今回は主要スポットをメインに回ります。
ポストカードやストールなどのお土産物を売っているお店も少しあります。こういうところは、観光地感がありますね。
ちなみにポストカードを買うならサリュートホテルすぐの地下にある本屋街がベストです。もっとたくさんの種類が選び放題なので。
ところで敷地内を歩く時は、観光客は髪は覆わなくても大丈夫な雰囲気ですが、それぞれの建物に入る時には女性はスカーフをかぶって入る方が良いかと思います。お邪魔させていただいている側なので、リスペクトも込めて。
スカーフを持っていない方はペチェールシク大修道院の敷地に入る前の売店か、『上の修道院』の区域のお土産物屋さんで購入すると良いです。
『下の修道院』まで行ってしまうと更にちょっと雰囲気が変わるのでその前に購入するといいです。わたしもこちらでおすすめを選んでいただきました〜。
日本円で1000円くらいです。やや観光地値段ではありますが、お土産にもなりますし、他の観光地でもやはりスカーフは必要になるので持っておくと良いです。
次は鐘楼!
ソフィア大聖堂でも鐘楼に登ったのですが、こちらも鐘楼に登ることができます。
階段をグルグルグルグル登ります。ソフィア大聖堂よりハードでなく気軽に登れるので、ぜひ行かれてみると良いです!
とっても素敵な景色が待っています!
右手に見えるドーム型の建物がトラぺズナ教会。
ドニエプル川もとても綺麗に見えます。
それでも敷地内は広くて割と歩き疲れるので景色を見てちょっと休憩です。
下に降りてきました。
ちなみに写真の多くは3月のものですが、秋に行くのも紅葉が綺麗で美しいのでおすすめです。
下の修道院
歩き進んでいくと『下の修道院』への通路となります。
だんだんと修道僧の方の姿が多くなり、観光地とは違う空気感になっていくのが感じられます。
ただ観光客の姿もあるのであとをついていけば観光ルートに迷うことはないです。みなさんが目指しているのがこの先の『地下墓地』です。地下墓地はミイラが安置されている洞窟で、観光客もその一部を見ることができます。
洞窟の見学は、一人一人ろうそくを購入して、案内の方と一緒に数人のグループで進みます。ここは女性は必ずスカーフが必要で、持っていない場合には入り口で(ほぼ強制)購入することになりますが、ここで売られているのはハンカチのようなものです。
コースは短いコースと長いコースがあって、観光客が通れるのは短いコースのみです。
観光地とされているので観光でいくのはもちろん良いのですが、実際に行ってみると経験な信者の方々が手を合わせ涙を流しながら進んでいらっしゃるので、自分たちが邪魔になっていないか、複雑な気持ちにもなりました。
ここまでこんな気持ちにさせられた場所は、他になかった気がします。心に残る経験でした。
一緒に世界遺産登録されているソフィア大聖堂とは全然違う雰囲気でした。お時間があれば両方行かれてみることをおすすめします。
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