Добрий день. ドーブルィデーニ!
こんにちは。
ウクライナで食べたお菓子を作る企画。今回は『モルコヴニツェ』です。モルコヴニツェとはキャロットケーキのこと。人参と種々のスパイスを使った風味豊かなケーキです。
モルコヴニツェの材料

にんじん 中サイズ1本(180g程度)
砂糖(または蜂蜜) 80g
オイル 45cc
卵 2つ
小麦粉 160g
ベーキングパウダー 3g
くるみ 35g
レーズン 40g
クローブ お好みで
シナモン、ジンジャー、ナツメグなど お好みで
あまり材料も多くないので思い立ったらすぐに作れます。食べるのは翌日以降が美味しいので、来客時にお出ししたりするなら前日に作るのが良いです!
先に準備しておくことは2つ。
・くるみ、レーズン、クローブを刻む
・小麦粉はふるっておく
モルコヴニツェの作り方
- にんじんを皮ごとすりおろす
- たまごとオイル、砂糖を加えてすり混ぜる
- ふるった小麦粉を加える
- くるみ、レーズン、シナモン、スパイス類を加える
- オーブン180度50分くらい焼く
- フロスティングを作ってトッピングする(省略可)
以下、写真付き解説です。
①にんじんを皮ごとすり下ろします。一般的な中サイズ一本でだいたい150〜180gくらいです。にんじんの存在感を増したい場合には、全部すり下ろさずに少し刻んだものも混ぜる方がにんじんの味がしておすすめです。
・・・とか言いながら、これが結構疲れる作業ではあります。バイタミックスで一撃するのもおすすめです笑

②たまごと砂糖を合わせて混ぜます。今回はきび砂糖と蜂蜜で作っているのですが、仕上がりの見た目をよりウクライナのもののようにするのであれば、ブラウンシュガーがおすすめです。このケーキはにんじんやレーズンが入るので重さがありふくらみにくいですが、より拘って作るのであれば温度を測って泡立てると良いかもしれません。

(料理するときに温度測る人=面倒、みたいに言われがちですが、料理って科学です。それも日常に一番身近な科学実験です。)
③上記にふるった小麦粉を加えていきます。
最初にふるってからどうしても時間が経ってしまっていると思うので、もう一回ふるいながら加えます。コツは練らないこと。それと、このシャカシャカ(粉ふるい)の中に残った小麦粉は水分を多く含んでいるはずなので加えてはいけません。(ふるった意味がなくなる!!)

④にんじん、くるみ、レーズン、クローブ、シナモンなどを加えます。
そういえばクローブの説明をしていませんでしたが、クローブは手前にある黒い粒です。

好き嫌いが分かれると思うので嫌いな方はご注意を・・。また想像以上に硬さがあるので砕く際には気を付けて作業してください。くるみとレーズンも少し小さめに刻むようにすると良いです。大きいままだと、食べた時ににんじんよりもくるみとレーズンの存在の方が大きく感じられてしまいます。

⑤型に入れて、180度50分くらいで焼きます。オーブンによって調整してください〜

⑥最後にフロスティングを作ってデコレーションします。フロスティングはクリームチーズを常温で溶かし、レモン汁と粉糖を加えて作ります。ケーキは2枚か3枚にスライスし、フロスティングを挟んで仕上げます。

ジンジャースパイスがきいたものや、オレンジが混ざったものも美味しかった記憶があります。次回は生地に混ぜ込むか、フロスティングに少しジンジャースパイスを加えたりして作ってみたいなと思います。
Дякую!(ありがとう!)
一緒に写っている気になる飲み物はウクライナのジュース『ウズバル』です。

ウクライナで具合が悪くなるほど食べたナポレオンケーキ も再現しました。
こちらの再現度は100点です。
